HOME> 元祖・カメラバカ一代 第20回


第20回
 さて、今回でカメラバカ一代も最終回ですかね。でも次回からしっかりガンダーラ井上さんの新連載が始まりますんでそちらもヒジョーに楽しみですねぇ。たぶん更新は今よりゼンゼン速いと思いますよ、ね、井上さん。ウフフ。でもってタイトルも見事に安易な新・カメラバカ一代って、もうちょっとひねったタイトルのほうがイイような気もしますけれどね、これじゃまるで三匹が斬るだよ、って、何言ってるか相変わらずワカンナイっすね。ま、とりあえずワタシの連載は今回でオシマイですね。で、もう、カメラのお話とかどうでもよくなっちゃったんで書かないッス。ま、最後なんでムリヤリお付き合いしてもらいましょうかね。

  ワタシは前にも書いたことがあるような気がするんですが古いカメラだとか時計を買ってきて並べてあることないこと言ってそのカメラだとか時計をお客さんに買ってもらうのが仕事なんですよ。ま、露天商だよね。で、仕入だとかも全部自分でやってるんですけれど別に気に食わないモノは仕入れる必要がないんで気に入った物だけを選んで売ってるんですよね。でも気に入ったモノがゼンゼン無いんですよ、近頃はね。

ま、気に入ったモノが買えなくなって、商売が成り立たなくなったらワタシにとってこの仕事はオシマイです。次の仕事を探さなくちゃなりません。でも普段から偉そうなこと言ってるワタシの
人生最大の失敗は趣味を仕事にしちゃったことです、これは大失敗ね。偉そうなこと言ってらんないですよ。自分では俺はそんなに物欲は無いほうかなぁ、なんて美化して考えてたんですけれどね、いざこの商売を始めてみるともう胸が掻きむしられる思いでモノを売ってたりしますねぇ。そりゃこういったものは売るより買ってたほうがゼンゼン楽しいですよ。金策を考えながらね。特にめったに買えないモノが手に入ったときはあぁ、売りたくネェ、なんてよく思ったりしますがきっと自分の欲しい物はお客さんも欲しいモノだろうな、なんて思うんで断腸の思いで(決してオオゲサに言ってるワケしゃないよ)お客さんに買ってもらったりしますねぇ。

で、そういったモノを売ったときはまた必ず戻ってこいよ!なんて思うんですがまずダメですよ。戻ってきませんねぇ。ウーム、お客さんも良く知ってるんだよなぁ。ま、でもこの商売を始めたときからそれはある程度覚悟してたことなんスけれどね。ただいつも思うのはワタシ自身はこの商売を楽しくやってるんですよ、いろんな
ひとと接するのは好きだしね、ま、朝からビール飲みっぱなしですけれどね。

 でも買ってくれるお客さんのほうももっともっと楽しんで買い物してほしいなぁ、といつも思いますよ、趣味の世界で楽しくなかったら趣味になんないですよ、どうせ生きていくうえで無くても全然影響のないものを買うんですからね。欲しいものを探して、調べて、聞いて、金策してやっと買う。そのプロセスがまた楽しいんだしね。それが、苦行みたいになっちゃてるひとがたまにいたりするんですよ、こっちは
ビール飲んでてイイ気持ちなのに見ていて痛々しいほど悩んじゃってたりね、そんなに悩むことないッスよ、なんてヨッパライに言われたかないですよねぇ。

でもどうせお金出すんなら楽しく買い物した方が絶対いいですよ。これ、素朴なところで正しいと思いますねぇ。でしょ、ねぇ、ガンダーラさん?と、話を振ったところでカメラバカ一代は終了です。こんなに更新の遅い、しかも脈絡のない連載を我慢してお読みになっていてくだすった皆さんに正直に感謝いたします。それと一番我慢していてくれたアルティザン&アーティストの社長にも感謝です、それでは。